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順次、不具合を含めて対処していこうと思います。

断片 (このサイトのどこかにあるもの)

陰徳あるものは必ず陽報あり??淮南子


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人生の大問題を図解する !

書誌

author永田豊志
publisher光文社
year2011
price1524+tax
isbn978-4-334-97669-9

目次

1感想
2抄録

履歴

editor唯野
2013.2.6読了
2016.8.24公開

さくっと読めたのはよかったが、何だかあまり記憶に残るところも少なかった本。まあ、こういう本も当然ながらある。

抄録

9

しかし、ユダヤ人が特別な能力を持っていたわけではないと私は思います。彼らは国という“プラットフォーム”を持たなかった。国に頼ることができなかったから、自衛のために、自分の能力を磨き、住んでいる国でのプレゼンス(存在感)を高めてきた。生き残るために、自分自身の価値を高めることに尽力してきた??そういうことではないでしょうか。

10

でも、本書で紹介するのは、日本が危ないから逃げ出そうとか、日本政府に不満をぶつけようというようなことではありません。

「日本というプラットフォームに対して、自立した自分を創り出すこと」が目標なのです。

31/43

予測ができれば対処ができます。しかし、漠然とした不安だけでは策を講じることはできません。そして、それをそのまま放置したときに馬鹿をみるのは自分自身です。

だったら、自分の将来、自分の資産形成は少なくとも、あなた自身が計画し、管理すべきです。自分で管理していないものは、最終的にどんな結果になっても文句は言えないのです。

41

-/-大雑把に夫婦2人、年400万円で生活していくと考えた場合、85歳くらいまで生きるとして、

400万円 x (85歳 - 60歳) = 1億円

という計算から導き出されたのが1億円というわけです。

41 cf.44

歳入を上回る借金を続け、累積の借金が歳入の13倍以上に達している日本の財政のしくみ。消費税10%にしても解決できない収支。

さらに、人口の少ない現役世代が大勢のシニアを養うという日本の福祉のしくみ。少子化で働き手は減る一方です-/-。

49 cf.48

何度やってもうまくいかなかった「投資」「資産運用」という手段は私には向いていなかったのです。向いていないのに、無理してやっても成果は出ない。そんな時間があれば、自分に向いた方法で、自分の強みをさらに磨いて、稼ぐことを考えればよいのです。

52

投資の世界に参加するなら、そのルールを知り抜き、他人を出し抜けるような「情報集竜力」、周囲の動きにまどわされない自分なりの「投資哲学」、それに投資に費やすことのできる「たくさんの時間」が必要です。それがない限り、「みんながやっているから儲かるはずだ」なんていう甘い考えで資産運用を行うのは大変危険だと言えるでしょう。

53

バフェットの4つの投資基準。

  • 事業の内容を理解できる
  • 長期的に業績のよいことが予想される
  • 経営者に能力がある
  • 魅力的な(適正)価格である

57

投資のプロでもないビジネスパーソンが、仕事が手につかなくなるほど株式やFXの取引画面を見るのはよくありません。

ビジネスパーソンはあくまで、本業のビジネスで勝負すべきです。取引画面を見るひまがあったら、ビジネスで成功するための戦略を練るべきです。

細かい部分を投資のプロに任せられる金融商品はたくさんあります。投資信託、ETF(証券取引所で取引される投資信託)、インデックスなど、集合的な指標に連動する商品がそれです。また、債券や保険のように購入時に満期での利益が確定できるものも安心です。

投資が苦手な人は、これらのプロに任せられる商品あるいは利息が確定できる商品を、大きなトレンドで見ながら、組み合わせることです。

58

複数のプラットフォーム、すなわち海外の国や企業に投資をするような運用のほうが、ポートフォリオとしては、健全だということです。

61 cf.62

人生をかけた大事な資産は当然増やさなければなりませんが、長期的に安定して運用するためには、大きく減らさないことを念頭に考えるべきです。

「負けない投資家は長期で強い」というのは周知の事実です。

そう考えれば、資産を減らさないために、さまざまな形で分散することが大事です。

79

世界中がネットでつながり、手元にスマートフォンがあり、クリック1つで辞書が引ける今の時代は、いつのスキマ時間であってもゴールデンタイムに変えることができます。つまり、機会は誰にも同様にあって、あとはそれをやるかどうかだけなんです」

「英語はたしかに武器になるが、英語そのものが目的ではありません。そこがわかってない。

完璧など目指さず、あくまで、あなたの目的を達成するために必要なだけ使えればよいのです。そのための共通語として、英語ではなくグロービッシュがある」

85

つまり、非ネイティブであることに恥じらいは何もなく、もはや「英語をしゃべる非ネイティブこそが、世界のマジョリティになっている」というわけです。-/-

92

鹿野氏が日本経済学会で発表した研究によると、仕事で英語を使う人と使わない人の平均年収を比較したところ、男性では約18%、女性ではなんと約40%もの格差が出たということです。

97 cf.99-100

グロービッシュ(Globish)は、グローバル(Global)と英語(English)を組み合わせた造語です。それは英語を母国語としない非ネイティブが、国際ビジネスに適応するために生み出した共通語であり、簡易型英語とも呼ばれています。-/-

どれくらいシンプルかと言えば、ネイティブの持つ語彙数に比べ、1割程度の1500語しか使わないのです。-/-

例えば、nephew (甥)を the son of my brother などに置き換える。これでも別に意味は通じる。

105

-/-英語でのプレゼンを丸暗記したことがきっかけで、急に英語がはっきり聞き取れるようになったという報告がいくつも存在します。

これはアウトプット優先の勉強法だといえます。

127 cf.135-136

日本での仕事がなくなっていく3つの要因。

  • テクノロジーの進歩による専門的知識の陳腐化の速さ
  • 硬化計測技術の発達によって費用対効果の部分がよりシビアに
  • 労働集約型の仕事は海外やコンピュータを相手にしなければならない

141

あなたの仕事の価値は、あなた自身が決めるものではありません。それに対価を支払う顧客(クライアント)が決めるものです。そして、あなた自身の仕事の価値を測りたければ、まず、あなたの仕事が顧客にもたらす効果やメリットについて、真剣に見直す必要があります。

「顧客はどのようなことを望んでいるだろうか ?」

これがすべての始まりです。-/-

常に、顧客の成功を手伝うスタンスでいなければ、あなたの仕事の価値は生まれてこないのです。

143/144/144

商売に限らず、相手にとっての「価値」を一番に考えるという姿勢はとても重要です。

つまり、人生で成功をつかむためには、常に相手の考える「価値」に敏感でなければいけません。

ところが仕事をしていると、相手の考える「価値」を忘れがちです。

Story3の主人公クロサワさんは、毎年のように仕事が忙しくなる一方で、利益が上がらない状況に文句ばかり言っていましたが、顧客の価値に考えが及ぶことがあったでしょうか ?

おそらく、いかに少ない修正で済ませてスムーズに納品するか、ということが価値になっていたのだと思います。

しかし、それはクロサワさんにとっての「価値」なのです。

クロサワさんは、顧客企業の商品がどうやったらヒットするだろうか ? そのために自分にできることはなんなのか ? を常に念頭において仕事をすべきなのです。そして、いかに、彼の映像作品が商品のヒットに結びつくかを説明する必要があるのです。

そして、本当に商品のヒットにつながる映像作品をつくる「ノウハウ」と「しくみ」ができあがれば、クロサワさんのビジネスはデフレが進む斜陽産業から、金のなる木に変わるのです。

145

下りのエスカレータはあまりに緩やかに下がるので、人はそれに慣れてしまい、下がってるのに危機感を覚えることがない。

しかし、下りのエスカレータに乗ったことに気づかないと、徐々に下降していき、最後には抜き差しならないところまで落ちてしまう。

「自分が下りのエスカレータに乗っていないか、常に気を配っている」

とも、彼は言っていました。

自分の商売、自分の価値というものを、常に長期的視点でも監視しなければならないということです。

145

やはり、どのような仕事においても、関係者がWIN-WINになる絵を描かなければ長続きはしません。

147

永田式 新たな価値を生み出す7つのイノベーション

  1. 作業を売るのではなく、しくみとノウハウを売る
  2. お客に合わせるのではなく、自分の商品を売る
  3. 他人のプラットフォームに依存しない(自分が胴元になる)
  4. 複雑なものは売らず、シンプルにする
  5. ニッチでもいいから、ブルーオーシャンを狙う
  6. 知財の権利を100%獲得する
  7. 小さな失敗を繰り返すための投資を別腹で持つ

153

市場の規模にこだわる必要はありません。新しいコンセプトの商品を売るのに、正しい市場の把握なんてできっこないからです。商品やサービスをリリースすれば市場はあとからついてくるという、プロダクトアウトの考え方が重要です。

それには、見込み顧客の潜在的ニーズに火をつけなければなりません。心底、顧客心理を見抜く必要があります。

それでも、レッドオーシャンで血を流すよりはずっと成功する確率は高まるというものです。

154

コラボレーション、アライアンス、ジョイントベンチャー……複数企業で強みを出し合い協力するビジネススタイルは非常に効率がよさそうに見えますが、実は逆です。

1つの権利を共有すると、参加企業の足並みがそろわずに身動きがとれなくなることが大変多いのです。また、参加企業同士の調整というまったく生産的でない業務に膨大なリソースを使うことになります。

155

そうすれば、1回の失敗で企業の根幹や個人の人生を揺るがすような事態に陥ることもありませんし、失敗によって多くのノウハウも蓄積します。失敗を繰り返すことによって成功する確率は飛躍的に高まるのです。

156

たとえば、クリエイティブになるというのは、次のようなワークスタイルの変化を意味します。

  • しくみを使う側から、しくみを作る側にまわる
  • 自動化される側から、自動化する側にまわる
  • 論理的にこなす業務から、論理をつくる業務に変わる
  • 弱みを補うのではなく、強みをさらに伸ばす

158

企業に限らず、目標をはずさない人というのは必ず「プランB」、つまり、当初のプランがうまくいかない場合のリカバリプランを持っているものです。

174 cf.184

子供が少ないのは、将来的な国力の低下につながります。

人口が減少し、働き手が減り、消費も低調になるからです。中国にせよ、インドにせよ、その人口規模の大きさが国の成長の原動力になっているといえます。

176

たとえば、世代別に見た個人の金融資産シェア-/-を見ると一目瞭然ですが、金融資産の6割以上(約950兆円)は60歳以上の人がもっているのです ! これだけの資産を持っている世代を、資産を持たない現役世代から徴収した税金で支え、さらにさまざまな社会保障が優遇される社会というのは成り立つのでしょうか ? このしくみもすでに破綻しているのです。

180

同じ事象でもネガティブにとらえ、なるべく抑えこもうとするか、ポジティフ゛にとらえ、そこに新しいチャンスを見出すかで、未来は大きく変わります。

191/192

しかし、企業年金や国の社会保障制度もアテにならない時代にあっては、「一生現役主義」を基本とすべきだと思います。国や企業というプラットフォームに頼るのではなく、自分の力で一生稼いでいくのです。-/-

これは何もサイドビジネスを推奨しているわけではありません。

金だけのためにやるのではなく、自分のライフワークとしてやっていけるような、働き甲斐のあるビジネスを見つけようということなのです。

194

ここからは、マイビジネスを太刀あげるに先立って“一番重要なもの”についての提案です。

それは「健康」です。

195

-/-活性酸素を増やすことなく、体に、そして脳にもよい有酸素運動はなんでしょうか ?

それはシンプルに「歩く」ことです。

ジョギングをする必要なく、1日に2km歩くことを推奨している。

196

-/-そうした若いスタッフとコミュニケーションをとることは、自分自身が若々しくあるためにとても重要なことです。

大事なことは、そうした世代がやっている、あるいは興味を持っていることを同じようにやってみることです。興味がないからやらないのではなく、一度はやってみるのです。意外に、自分の知らなかった世界が開けてくるかもしれません。

199

紫外線は、皮膚へのダメージと皮膚がんリスクの増加、白内障など目への悪影響、活性酸素を増やして細胞の老化を早めるなど、大きな問題です。

肌を白く保ちたいという女性のみならず、男性も含めてすべての人にとって、しっかり対策を講じる必要があるのです。

日焼け止めやサングラス、日傘など。

200/201

大事なポイントは「ストレスを受けない」ことではなく、「どのようにストレスを開放するか」「むしろ、ストレスを楽しもうと思えるか」ということです。

些細なことであっても、ストレスへの対処法を知っている人は耐性が強く、ビジネスでも成功しています。

「より大きな目標のためであれば、目の前の小さなストレスは問題にならない」??そう考えることができれば、ストレスをためこまず、脳にも身体にもいい生活を送れるのではないかと思います。

203

簡単に言うと、昼の2時を1とすると、夜中の2時は45倍ものBMAL1が生成されるわけで、同じように食べても夜のほうが数十倍脂肪に変わりやすいということがわかります。-/-

206

会議をやると、将来、沈没する人がすぐにわかります。

それは、「質問しない人」と「『同意見です』と言う人」の2タイプです。-/-

207

これから求められるのは、自分の頭で真剣に考え、常識に挑戦していける人材です。何ごとにも「Why ?」を投げかけ、答えが見つからなければ、自分なりの解決方法や代替案を考え出すことのできる、洞察力、発想力、実行力に富んだ人がリーダーシップをとっていくのだと思います。

226 cf.229

一方で、中国、韓国など技術分野で日本を猛追している国は国策として理工系の学生を増やしています。

この話には当然ながら対比としての日本での理工系学生の減少がある。

231

ビジネスはつねに論理的思考にもとづいて判断をしなければなりません。その基本的素養が数学なのです。その大事な力が、新興国との間で差が広がると、日本にとっての大きな脅威となるはずです。

234

数学力を磨くには、まず1つの数字を多面的に見られるかどうかです。限られた指標だけに頼らず、自分なりにすうちをこねくりまわす癖をつけましょう。ポイントは「絶対値」「相対値」「ほかのアイテムとの比較」「時系列変化」「視点の切り替え」??この5つです。

合わせて大雑把でよいのでざっくり捉える。cf.236

238-239

-/-私も財務諸表を見て、かならず次の3つのポイントをチェックします。

  • 貸借対照表(B/S)……「流動資産>流動負債」か ? (つまり、すぐに払うべきお金に対して、すぐに換金可能な資産を持っているか ?)
  • 損益計算書(P/L)……「営業利益と純利益>0」か ? (つまり、財テクなどではなく、本業による儲けがしっかり出ているか ?)
  • キャッシュフロー計算書(C/F)……「営業キャッシュフローの(+)値>投資+財務フローの(?)値」か ? (つまり、営業活動の現金収入が資金調達や先行投資の支出をカバーできているか ?)

後は利益率、総資本回転率などが同業他社と比べてどうかなど。

240 cf.242

フェルミ推定において、導き出した答えが正確かどうかはあまり意味はありません。重要なのは、かぎられた情報から自分なりに仮説を立てて、それにもとづいて結果を導き出すという論理的な思考力です。-/-

合わせて図像メモ。

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